クラウド型WordPressとは?
WordPressを自分でインストールしたり、レンタルサーバーにアップロードする必要がなく、専用のホスティングサービスを契約することなく手軽にWordPressを利用できます。
「WordPress.com」は、WordPressのクラウドサービスです。
日本語公式サイト「WordPress.com」
WordPress.comは、WordPressのオープンソースソフトウェアをホスティングし、クラウドベースのCMSとして利用できるようにしたものです。
WordPress.comでは、ユーザーはWordPressの機能を利用して、自分のウェブサイトを作成することができます。WordPress.comには、無料の基本プランから、有料の高度な機能を備えたプランまで、さまざまなプランが用意されています。
また、WordPress.comでは、テーマやプラグインの利用に制限があるため、WordPress.orgで自分でホスティングするよりも管理が容易で、セキュリティ上のリスクを回避することができます。
クラウドベースのWordPressは、以下のような特徴を持っています。
- スケーラビリティ:必要に応じて、リソースの容量を柔軟に増減できます。
- セキュリティ:クラウドベースのWordPressを提供するサービスプロバイダーは、高度なセキュリティ対策を実施しています。
- バックアップ:データのバックアップや復元を行うことができます。
- サポート:WordPressに関する技術的な問題に対して、サポートを受けることができます。
- コスト効率:サーバーのレンタルや運用に必要な費用が不要です。
WordPress.com プランと料金
- 無料プラン:広告表示があり、機能にも制限があります。
- パーソナルプラン:年間$48(年6000円)で、カスタムドメインを利用でき、広告が非表示になります。
- プレミアムプラン:年間$96で、カスタムデザインやGoogleアナリティクスの利用ができます。
- ビジネスプラン:年間$300で、eコマースやプラグインのカスタマイズが可能です。
- eコマースプラン:年間$540で、オンラインストア機能が利用できます。
- VIPプラン:個別に価格設定があり、大規模な企業向けに特化した高度なカスタマイズやサポートが提供されます。
各プランによって、ストレージ容量やテーマの選択肢、プラグインの利用などが異なります。また、プランによってサポート範囲も異なります。
なお、上記は2023年3月現在の料金とプランです。価格や内容は変更される場合がありますので、公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
WordPress.com 無料プランに登録してみた
¥0「無料プランでスタート」
日本語公式サイト「WordPress.com」 このページの右上「始めてみよう」のボタンから登録するか、希望のプランから登録します。今回は¥0「無料プランでスタート」しました。
「始めましょう」のページが表示されますので、希望の方法で登録します。
「サイトをカスタマイズする」製作したいブログ又はWEBサイトの名前と簡単な説明を記入します。ここで記入したものは、後から変更できるので、適当でも大丈夫です。
進んでいくと、デザイン(外観)を選ぶ画面に移動しますが、無料プランではあまり多くのデザインはありません。後で変更できるので、適当に選んで進みましょう。
クラウド型WordPressのダッシュボード
ダッシュボードは、ダウンロード版と似ているので思ったよりは使いやすいですが、最低でもパーソナルにしないと、思い道理のカスタマイズはできそうにありません。
クラウド型WordPressのプラグイン
無料版では、「Jetpack – WP」と「Akismet Spam Protection (Akismet スパム保護)」の2つだけが有効化できるプラグインです。その他は、無料であってもアップグレードしなければ有効化できません。
クラウド型WordPressのテーマ選択
このページにある「無料」と表示があるテーマだけが使えます。新しいテーマをインストールするには、プランをアップグレードしなければ使えません。
クラウド型WordPressの記事投稿
ダウンロード版と同じブロックエディタ画面なので、使い勝手はかわりません。プラグインが追加できないので、使えないものがあって少し不自由ですね。
クラウド型WordPressのまとめ
ちょっとブログをやってみたい方やWordPressってどんな感じなのかを体験したい方などには、¥0無料プランでも良いと思います。
以下は、¥0無料プランで作ってみたブログサイトです。
ブログでアフィリエイトをやりたい方は、最低パーソナルぐらいでないと、独自ドメインが使えませんし機能制限が多すぎてプラグインもいれられません。Site Kit by Googleが使えないので、Googleアナリクスやサーチコンソールも手動で設定する事になります。
したがって、年間6000円はらってクラウドサービスを使うのか、レンタルサーバーを借りて自分でWordPressをインストールするのかと言う選択になります。
クラウドサービスでもレンタルサーバーでも、細かい設定などは自分でする必要がありますので、そのあたりはご自身にあった方を選んでください。最低限独自ドメインで運営していれば、サイトを引っ越しする事も可能です。