
WordPressのブロックツールとは、コンテンツをブロックと呼ばれる小さな単位に分割し、それらを編集するためのインターフェースです。WordPressのブロックエディターは、バージョン5.0以降でデフォルトで提供されています。
ブロックツールを使用することで、テキスト、画像、ビデオ、ギャラリー、引用、コードなど、様々な種類のブロックを作成し、編集することができます。各ブロックは、独自の設定とスタイルを持ち、それぞれのブロックを編集することができます。
たとえば、ブロックツールを使用して、段落のテキストを編集する場合、それぞれの段落が個別のブロックとして扱われます。そのため、段落のテキストのフォントサイズ、スタイル、色などを変更することができます。
ブロックツールは、WordPressのユーザビリティとエディターの柔軟性を向上させます。それによって、コンテンツ制作の作業をより迅速かつ簡単に行うことができます。
WordPressのブロックツールの種類
WordPressのブロックツールには、以下のような種類があります。
1・テキストブロック:テキストを入力、編集するためのブロック。段落、見出し、引用など、様々なスタイルがあります。
2・画像ブロック:画像をアップロード、挿入するためのブロック。画像の大きさ、スタイル、リンク先などを設定することができます。
3・ギャラリーブロック:複数の画像をグループ化して、ギャラリーとして表示するためのブロック。画像の数、列数、キャプションの表示有無などを設定することができます。
4・ビデオブロック:YouTubeやVimeoなどの動画を埋め込むためのブロック。動画のURLを入力するだけで、自動的に埋め込まれます。
5・オーディオブロック:音声ファイルをアップロードして、再生するためのブロック。音声の再生、停止、音量の調整ができます。
6・リストブロック:順序あり、順序なしのリストを作成するためのブロック。番号やマーカーのスタイルを変更することができます。
7・テーブルブロック:表を作成するためのブロック。列数、行数、セルのスタイルなどを設定することができます。
8・コードブロック:コードを入力、表示するためのブロック。言語、テーマなどを設定することができます。
これらのブロックツールは、WordPressのエディターで利用することができ、それぞれのブロックに特有の設定やスタイルをカスタマイズすることができます。
テキストブロックの種類
WordPressのテキストブロックには、以下のような種類があります。
- 段落:通常のテキストを入力するためのブロック。文字サイズやスタイルを設定することができます。
- 見出し:見出しを作成するためのブロック。見出しの種類には、H1〜H6までの6種類があります。
- 引用:引用文を挿入するためのブロック。引用のスタイルを設定することができます。
- リスト:順序あり、順序なしのリストを作成するためのブロック。リストのスタイルを設定することができます。
- コード:コードを表示するためのブロック。言語の種類を選択して、シンタックスハイライトを適用することができます。
- カスタムHTML:HTMLコードを直接入力するためのブロック。HTMLで作成したカスタムコンテンツを挿入することができます。
これらのテキストブロックは、WordPressのエディターで利用することができ、それぞれのブロックに特有の設定やスタイルをカスタマイズすることができます。
また、複数のテキストブロックを組み合わせることで、複雑なコンテンツを作成することができます。
画像ブロックの種類
WordPressの画像ブロックには、以下のような種類があります。
- 画像:画像を挿入するための基本的なブロック。画像の大きさ、キャプション、リンク先などを設定することができます。
- ギャラリー:複数の画像をグループ化して、ギャラリーとして表示するためのブロック。画像の数、列数、キャプションの表示有無などを設定することができます。
- カバー画像:テキストをオーバーレイすることができる、全幅のヒーロー画像を挿入するためのブロック。画像の大きさや位置、オーバーレイテキストのスタイルなどを設定することができます。
- 画像比較:二つの画像を重ねて、スライダーで比較するためのブロック。比較する画像の大きさや位置、スライダーのスタイルなどを設定することができます。
- パンクズーム画像:マウスカーソルを移動すると、画像が拡大表示されるためのブロック。画像の大きさや拡大率、スタイルなどを設定することができます。
これらの画像ブロックは、WordPressのエディターで利用することができ、それぞれのブロックに特有の設定やスタイルをカスタマイズすることができます。
また、複数の画像ブロックを組み合わせることで、複雑なコンテンツを作成することができます。
ギャラリーブロックの種類
WordPressのギャラリーブロックには、以下のような種類があります。
- 画像ギャラリー:画像をグループ化して、ギャラリーとして表示するための基本的なブロック。画像の数、列数、キャプションの表示有無などを設定することができます。
- メディア&テキスト:画像とテキストを組み合わせたギャラリーを作成するためのブロック。画像の位置、テキストの位置やスタイル、キャプションの表示有無などを設定することができます。
- モザイク:正方形の画像をグリッド状に配置して、モザイク風のギャラリーを作成するためのブロック。画像の数、列数、キャプションの表示有無などを設定することができます。
これらのギャラリーブロックは、WordPressのエディターで利用することができ、それぞれのブロックに特有の設定やスタイルをカスタマイズすることができます。
また、複数のギャラリーブロックを組み合わせることで、複雑なコンテンツを作成することができます。
ビデオブロックの種類
- 埋め込み:外部の動画サイトから埋め込みコードを取得し、WordPressに貼り付けることで、動画を表示するためのブロック。YouTube、Vimeo、Dailymotionなど、さまざまな動画サイトに対応しています。
- アップロード:自分でアップロードした動画ファイルを、WordPressにアップロードして表示するためのブロック。アップロードした動画ファイルの再生時間やキャプションなどを設定することができます。
- カバー動画:テキストをオーバーレイすることができる、全幅のヒーロー動画を表示するためのブロック。動画の再生時間や位置、オーバーレイテキストのスタイルなどを設定することができます。
これらのビデオブロックは、WordPressのエディターで利用することができ、それぞれのブロックに特有の設定やスタイルをカスタマイズすることができます。
また、複数のビデオブロックを組み合わせることで、複雑なコンテンツを作成することができます。
オーディオブロックの種類
- 埋め込み:外部の音楽プラットフォームから埋め込みコードを取得し、WordPressに貼り付けることで、音楽を再生するためのブロック。SoundCloud、Spotify、Apple Musicなど、さまざまな音楽プラットフォームに対応しています。
- アップロード:自分でアップロードしたオーディオファイルを、WordPressにアップロードして再生するためのブロック。アップロードしたオーディオファイルの再生時間やキャプションなどを設定することができます。
これらのオーディオブロックは、WordPressのエディターで利用することができ、それぞれのブロックに特有の設定やスタイルをカスタマイズすることができます。
また、複数のオーディオブロックを組み合わせることで、複雑なコンテンツを作成することができます。
リストブロックの種類
WordPressのリストブロックには、以下のような種類があります。
- 番号付きリスト:リストアイテムの前に番号を表示するブロック。1から順に番号が振られます。
- 箇条書きリスト:リストアイテムの前に特定の記号(ドット、丸、矢印など)を表示するブロック。
- 変更履歴リスト:WordPressのブロックエディターで変更を加えた履歴を表示するブロック。
- カスタムリスト:ユーザーが独自に定義したアイコン、画像、SVGなどを表示するリストブロック。
これらのリストブロックは、WordPressのエディターで利用することができ、それぞれのブロックに特有の設定やスタイルをカスタマイズすることができます。
また、複数のリストブロックを組み合わせることで、複雑なリストを作成することができます。
テーブルブロックの種類
WordPressのテーブルブロックには、以下のような種類があります。
- 標準テーブル:一般的なテーブルで、列と行から成り立ちます。行と列の数を指定し、テーブルに内容を入力します。
- テーブルの見出し:テーブルの列の見出しを作成するためのブロック。列の見出しを入力し、列の背景色やテキストの色を変更することができます。
- テーブルのフッター:テーブルの下部にフッターを追加するためのブロック。合計や平均などの統計情報を表示することができます。
これらのテーブルブロックは、WordPressのエディターで利用することができ、それぞれのブロックに特有の設定やスタイルをカスタマイズすることができます。
また、複数のテーブルブロックを組み合わせることで、複雑な表を作成することができます。
コードブロックの種類
WordPressのコードブロックには、以下のような種類があります。
- シンタックスハイライトされたコードブロック:プログラム言語のコードをシンタックスハイライト(色分け)して表示するためのブロック。様々なプログラム言語に対応しています。
- パラメーター付きコードブロック:コードブロックにパラメーターを追加するためのブロック。パラメーターには、コードの言語、行番号の表示有無、行番号の開始番号などが設定できます。
- コードブロックの一覧表示:複数のコードブロックを一覧表示するためのブロック。タイトル、説明文、シンタックスハイライトされたコード、ダウンロードリンクなどを表示することができます。
これらのコードブロックは、WordPressのエディターで利用することができ、それぞれのブロックに特有の設定やスタイルをカスタマイズすることができます。
また、複数のコードブロックを組み合わせることで、プログラミングのチュートリアルやコードの説明などを行うことができます。