
All-in-One WP Migrationの利用時における、エクスポートできない、インポートできない最も考えられる原因は、エクスポートしたファイルのサイズが、移行先のアップロードファイルサイズの制限を超えている場合です。
All-in-One WP Migrationは、2013年にリリースされ、6,000万以上のサイトで利用されているWordPressプラグインの1つで、初心者でも簡単にサイトを移行できるよう設計されています。
また、All-in-One WP Migrationは、広範囲にテストされ、ほとんどのWordPressプラグインとテーマと互換性が確認されています。
つまり、このプラグインをインストールして使用する際には、他のプラグインとの互換性に起因する速度低下、バグ、故障の心配はありません。
2026/0609:All-in-One WP Migrationのバックアップデータについて追加更新しました。無料ユーザーにはとても重要です。
All-in-One WP Migrationでエラーになる原因
エクスポートできない、インポートできないの原因のほとんどは、WordPressを設置しているサーバー側の設定によるものが、ほとんどであると思って間違いありません。
1.PHPのバージョンを揃える:All-in-One WP Migrationを使ってインポートする際には、移行元と移行先のPHPバージョンが違う場合にエラーが発生することがあるようです。予期せぬエラーを避けるためには、事前にPHPバージョンを揃えることをお勧めします。
インポート先とバックアップファイルのPHPバージョンが違うと、下記のような表示が出ます。インポートに失敗する可能性について「詳しくはこちら」のリンクでご覧ください。

2.WordPressを最新にアップデートする:All-in-one WP Migrationを使用してインポートする場合、データベース、メディア、プラグイン、テーマは上書きされますが、WordPress本体は上書きされません。
しかし、移行元と移行先のWordPressのバージョンに差異がありすぎる場合、移行後にトラブルが発生する可能性があります。
そのため、移行元でバックアップを取り、最新バージョンにアップデートしてから移行し、移行元と移行先でWordPressのバージョンを揃えておくことをおすすめします。
3.最大アップロードファイルサイズが小さい場合:エクスポートしたファイルサイズが、引っ越し先サーバーの最大アップロードファイルサイズより大きい場合は、移行先でインポートできません。
All-in-One WP Migrationでインポートできない理由
All-in-One WP Migrationを使ってインポートできない・終わらないの、最も考えられる原因がこの引っ越し先サーバーの最大アップロードファイルサイズが小さい事です。
引っ越し先サーバーの最大アップロードファイルサイズを確認するには、All-in-One WP Migrationのサイトのインポート画面で、以下の部分を見ることで確認できます。
例えば、All-in-One WP Migrationを使ってを使って、投稿と固定ページ合わせて20ページぐらいのサイトをエクスポートしてみると、268MBありました。

以下の画像は、ロリポップサーバーの例ですが、100MBです。あきらかに、268MBのファイルはアップロードできませんね。

以下の画像は、ラッコサーバーさんの例ですが、2GBです。こちらは、まだまだ、余裕です。

All-in-One WP Migrationでインポートできない時の対処法
投稿が25記事ほどあって、コメントなども無いサイトを、普通にエクスポートしようとしたら「379MB」ありました。

このサイズでは、最大アップロードサイズが100MBのサーバーにはインポートできません。
そこで、サイトをエクスポートの「高度なオプション(クリックして展開)」をクリックして、以下の様にチェックを入れて「エクスポート先⇒ファイル」をクリックします。

41MBまで削減できました。

さらに、以下の様にプラグインをエクスポートしないを選択すると、

なんと、ファイルサイズは4MBになりました。

ちなみに、メディアライブラリをエクスポートに含めると、273MBになってしまうので、画像は別途ダウンロードしてください。
画像ファイルの場所
メディアライブラリの画像は、WordPressのインストールフォルダの/wp-content/uploads/年/月/フォルダに格納されています。※以下の図を参照

年と月ごとにフォルダが自動生成されて、画像が格納されていますのでFTPなどで、一括ダウンロードしてください。
移動先の画像ファイルの場所も、/wp-content/uploads/年/月/フォルダになりますので、FTPで一括アップロードすれば、サイト上の画像も元通り表示されるようになります。
インポートの手順と注意事項
引っ越し先WordPressの、ログインIDとパスワードが引っ越し元のログインIDとパスワードが違っていると、インポートした時に上書きされます。
ログインしようとすると、引っ越し元のログインIDとパスワードで無ければログインできないので、元のIDとパスワードを忘れないように控えておきましょう。
インポートの手順は、
- 引っ越し先サーバーにWordPressをインストールする。
- プラグインにAll-in-One WP Migrationをインストールし有効化する。
- All-in-One WP Migrationメニューのインポート画面を開く
- エクスポートしておいた引っ越し元のファイルをドラッグする。
- 引っ越し元のIDとパスワードでログインする。
- タイトルやSSL設定、パーマリンクなどが元の状態になっているか確認する。
- FTPで引っ越し先の/wp-content/uploads/年/フォルダに画像(月フォルダ)をアップロードする。
- 公開されているページで、画像が表示されているか確認する。
- テーマをインストールする。
- 足らないプラグインなどを手動で追加する。
※エクスポートファイルの名前は、ドメイン名+日付+.wpress となっています。もし、ダウンロードファイルが見つからない時は、拡張子で検索してみましょう。
All-in-One WP Migrationのバックアップデータ
実は、All-in-One WP Migrationのバックアップデータはサーバーの容量を圧迫しますので、サーバーに残したままにするのはお勧めしません。
何年とWEBサイトを更新しているとメディアファイルなどに」多くのデータがたまっていきます。
例えば以下のように、30GB以上のバックアップを2つ保存していると以下の例の場合なんと74.4GBのデータをサーバー内で保持していることになります。

Xサーバーで500GBのサーバーをレンタルしている場合

上記の場合、2020年6月から運用しているので、サーバー内にはちょうど6年分のデータが入っていることになります。
WordPressを2つ設置しており、サーバーのバックアップなども含めて現在188.495GBを使用しています。
実は、ついこの間までAll-in-One WP Migrationのバックアップデータを5つ保持していたところ400GB近い使用料になっていました。
どうしてこんなにサーバーのディスク使用量が多いのか調べてみたら、All-in-One WP Migrationのバックアップデータが原因だったというわけです。
今では、All-in-One WP Migrationのバックアップデータは全て削除してプラグインも削除して188.495GBです。
※注意して頂きたいのが、このバックアップデータを削除しないでAll-in-One WP Migrationプラグインだけ削除しても、バックアップデータは残っています。必ず全てのバックアップデータを削除してからプラグインを削除してください。
このAll-in-One WP Migrationのバックアップデータは、残しておいても無料版ですとここから復元はできません。一度ダウンロードしたデータを、インポートしてから復元ならできますが、今度はサーバーのアップロード制限にひっかかるので大きいデータはアップロードできません。
つまり、All-in-One WP Migrationはバックアップデータが少ない初期のころまでは無料でも使えますが、運用期間が長くバックアップデータが大きくなると有料版でないとほぼ使い物になりませんのでよく理解したうえで使ってください。
All-in-One WP Migrationでインポートのまとめ
サーバーを引っ越しする場合には、サーバー契約をする前にAll-in-One WP Migrationでインポートとエクスポートが可能か下調べしてから行った方が無難です。
何故なら、引っ越し先サーバーを契約してしまった後で、インポートできないエクスポートできないとなると、大変な労力と時間がかかるからです。
特に、引っ越し先サーバーのPHPバージョンと最大アップロードファイルサイズを確認しましょう。
これらは、サーバーのお試し期間中にWordPressをインストールしAll-in-One WP Migrationでインポートのテストをしてみるとわかります。
お試し期間中に、インストールできない事がわかれば無駄な出費や手間を省くことができます。

