SeaArt.AIは、Stable Diffusion(ステイブル・ディフュージョン)を導入する知識や手間もかけずに、ほぼ同等の機能が今すぐ使えます。
この情報は、2023/8/24時点で最新です。
SeaArtは、画像生成AI「Stable Diffusion」を用いたプラットフォームで、2023年5月にリリースされました。
SeaArtは、強力なレンダリングエンジン、豊富なモデルライブラリ、プロ仕様の機能により、優れた作品を簡単に作成することができます。
SeaArtは、こんなことができます
- プロンプト入力に日本語が使えるので、英語が苦手な方でもすぐにAIで画像生成を体験することができます。
- 低スペックPCやノートPCでも、Stable Diffusionを今すぐ体験できます。
- WEBサイトが、各種スマホやiOSにも対応しているため全ての機能が使えます。
- civitaiからモデルやLoRAがアップロードされている。また、自分でもアップロードできる。
- 自作のモデル、またはLoRAに有料設定が可能です。
- 各種画像編集ツールが使える
- 無料ユーザーでも毎日200スタミナが支給される他、タスクの達成でコインも獲得できます。
SeaArtの安全性について
Stable Diffusionとほぼ同等の機能が使えると言う、神ツールと言われているSeaArtですが、いったい何処の会社が運営しているのでしょうか?
SeaArt 利用規約 発効日:2023年7月3日
SeaArt プライバシーポリシー 発行日: 2023年7月3日
■お問い合わせ
本規約に関するご質問は、メールアドレス:legal@seaart.ai に送信してください。メールの内容には、以下を含めることをお勧めします:
(1)お客様のアカウント情報
(2)お客様の連絡先
(3)お客様が当社に希望される事項の明確な説明や書類を添付してお願いいたします。
色々さがしてみましたが、「当社」と言う言葉以外で運営を表す言葉は見つかりませんでした。また、運営している会社、組織名、国、所在地なども全て不明です。
たぶん、以前Andorid版が出ていた時、中国語だったので「運営は中国かな?」と言われています。
一応、個人情報の取り扱いなども、きちんと利用規約に定めてありました。
こう言った感じの運営方法ですので、利用に関しては自己責任でお願いします。
2023/8/30追記
SeaArtの始め方
SeaArtは、ものすごい速さで進化しており、たくさんの機能やツールが日々公開されています。また、VIPが追加されたことで、より高機能なサービスが安定して使えるようになりました。
これまで、通常のユーザーは無料で毎日80枚まで画像生成することが出来ましたが、2023/08/24現在は、毎日無料で200スタミナを獲得しAIペイントに使用できます。
SeaArtの登録
1・SeaArtへアクセスします。以下の画像は、SeaArtのHOME画面です。
こちらから→ https://www.seaart.ai/home
2・右上の「ログイン」をクリックします。
3・以下の画面になるので、お好きな方法でログイン又はアカウントを登録します。
4・私は、Googleを選択しました。ログイン方法を選択すると以下の画面になります。
①お好きなニックネームを入力
②興味のあるジャンルを選択(複数可)
③18歳以上ですにチェック
最後に「使用を開始する」をクリックします。
5・ログインできると右上のログインボタンが変わっています。
これで、SeaArtで画像を生成する事ができるようになりました。
2023/08/24現在、無料ユーザーは毎日無料で200スタミナを獲得しAIペイントに使用する事ができます。
SeaArtのログイン方法
SeaArtのアカウント登録が済んでいる方は、こちらから→ https://www.seaart.ai/home
右上に「ログイン」となっていれば、クリックしてアカウント登録した時の方法でログインします。私は、Googleアカウントでログインできるようにしました。
ログイン時は、登録時とちがってアンケートなどは無く、すぐに使い始める事ができます。以下の部分に、アカウント名が表示されていればログイン完了です。
無料コインの獲得方法
右上の四角に赤い丸が付いていて、マウスオンすると以下のメニューがでます。
タスク画面
タスク画面では、指定されたタスクを完了する事でコインがもらえます。コインは、モデルトレーニング、AIイラストの生成、有料アルバムのアンロック、有料モデルの使用に使用でき、永久に失効しません。
タスクを完了すると、以下の様に請求ボタンが表示され、クリックすると50コインがもらえます。(2023年8月24日時点)
公式SNS
SeaArtは、Discord内にコミュニティがあります。Discordと連携させることで200コインを入手できるタスクが発生します。(2023年8月24日時点)
SeaArtは、Discord(ディスコード)内に日本語のコミュニティがあります。このコミュニティでは、自分で生成した作品をアップして評価をもらったり、分からない事を質問したりすることができますので是非参加してください。
Discord(ディスコード)自体は、無料で利用できます。
Discordをブラウザで開くをクリックして、好きなユーザー名を入力します。
確認用の画像が表示されますが、表示される画像は人によって違うのとおもいますので完了してください。
以下の画面が出たら、メールアドレスとパスワードを設定します。
登録したメールアドレスに確認コードが届いているので、クリックして認証します。
認証が完了すると、ブラウザで開いていたDiscordの画面がログインできるようになります。
尚、Discordはアプリ版もあるのでダウンロードしてインストールしておくと便利です。アプリのダウンロードは、Discordのトップページの以下の部分からできます。
DiscordのLeonardo.Aiコミュニティに参加する方法
Discordの初期画面なら、以下の「発見対象のサーバーを見てみる」をクリックするとHOMEへ飛びます。
HOMEから「SeaArt」を検索します。
検索結果に、「SeaArt」が表示されたらクリックします。
プレビュー画面になるので、右上の「SeaArt」に参加をクリックします。
理解できる言語をいくつでも選択します。とりあえず英語を選択すると、次へが表示されます。
あなたは、何語を話しますか?と聞かれるので日本語を選択すると、次へが表示されます。
Discord内で、どんな通知を受け取りたいですか?と聞かれるので、上の2つまたは、どれか1つ選択して次へをクリックします。
準備は、良いですかと聞かれるので次へクリックします。
サーバールールを読んで、完了をクリックします。
コミュニティの画面になるので、左側メニューの「#日本語」を選ぶと、日本語コミュニティへ参加できます。
これで、頻繁にあるバージョンアップや新機能のリリースなどの情報をいち早く知る事ができますし、コミュニティに参加して色々スキルアップすることもできますので、是非参加してください。
SeaArtの課金方法
SeaArtは、2023/07/24ののアップデートにて、生成コストがコインからスタミナシステムに置き換わりました。また、ユーザーが 「VIP カード」と「コイン」を購入できる「SeaArt Mall」が追加されました。(2023年8月24日時点)
SeaArtの会員区分はFreeとVIPの2つだけで、違いは以下のとおりです。
SeaArt Mall
SeaArt Mallは、右上のアイコンからいく事ができます。
SeaArt Mallでは、VIPサービスの購入タブとコイン購入タブの2つがあります。
VIPサービスの購入タブでは、1日$0.99~365日$74.99までのサービスを購入できます。(2023年8月24日時点)
コイン購入タブでは、700コイン$0.99~28000コイン$29.99まで購入する事ができます。(2023年8月21日時点)
個人情報の設定画面
登録時に答えたアンケートや言語の設定などを変更することができます。
右上のアイコンから、歯車アイコンの設定画面に移動します。
個人設定タブ
創作設定タブ
言語の選択もここからできます。SeaArtは、日本語に対応していますので、プロンプトも日本語入力できますので、日本語入力したい方はこのままでよいと思います。
私は、ベースのStable Diffusionが英語なのでEnglish表記にしています。
変更を加えた時は、「セーブ」してください。
SeaArt スマホとiOS対応
SeaArtは、Android用アプリがあったそうなのですが、2023/08/24の時点ではスマホとiOSのアプリは見つける事ができませんでした。
しかし、WEBサイトが携帯全般への対応がされているので、スマホやiPhoneからログインして、画像の創作が可能で、ほぼPC版と同じ機能が使えます。
PC版と同じURL→ https://www.seaart.ai/home
アクセスしたときは、ゲストになっているので、HOME画面から「三」をタップして、メニューの一番下にある「Vゲスト」をタップします。
新規登録は、PCと同じです。すでにアカウントをお持ちの方は、ログインしてください。
ログインできたら、「三」をタップして、メニューから「創作」をタップします。
創作→「タスク」タブは、PC版のプライベートチャンネルにあたります。創作した画像が新しい順に表示されます。
創作→「創作」タブは、プロンプト入力画面になります。この画面から、Txt2img、Img2Img、コントロールネットが利用できます。
創作→「ツール」タブは、AI補完、アップスケール、画像情報、プレビュー、プロンプト提示、などのツールが利用できます。
創作手順は、PCと全く同じで画面が小さいので、メニューと編集画面が別になっていたり、するだけです。
翻訳する手間が無いため、携帯からでも操作が簡単で、特にアプリである必要性を感じません。
SeaArtでAI画像を生成する方法
SeaArtで画像生成するには、右上の「創作」ボタンからはじめます。
プライベートチャンネル
①AI画像生成の画面です。
②プライベートチャンネル、創作した画像が表示される場所です。
③自動でランダムにプロンプトを提出してくれます。
④好みのプロンプトを入力して、右の飛行機マークをクリックする(Enterキーでも可)と生成が始まります。
⑤生成する画像の基本設定です。一度に生成する画像の枚数はデフォルトですと4枚なので、私は2枚にしています。その他、画像モードや画像サイズなどの設定ができます。
プロンプト入力で画像を生成する
①右側メニューに「基本設定」があります。とりあえず、画像数をクリックして、生成したい画像の枚数をクリックします。
デフォルトは4枚ですが、1枚生成するのにスタミナが2消費するのでお試しの間は2枚ぐらいにしておきましょう。
②プライベートチャンネルの一番下にあるテキストエリアがプロンプトを入力する部分です。
プロンプト例:男性1名, ウェイストランドパンク と入力して生成してみました。
③入力できたら、右の飛行機マーク(Enterキーでも可)をクリックします。
以下の様な画像が生成されました。簡単ですねー!
マジックワンド
プロンプト入力欄に「魔法の杖」マークがあります。
例えば、プロンプト入力欄のマジックワンドを1回クリックすると、以下の様にプロンプトを追加してくれました。
上記プロンプトで創作してみると、以下の画像が生成できました。
ランダム提案で画像生成してみる
ランダム提案を使ってみましょう。
①サイコロをクリックするたびに提案される、プロンプトが変わります。
気に入ったものが提案されたら、②の部分をクリックすると、下のプロンプト入力欄に入りますので、右の飛行機マーク(Enterキーでも可)をクリックします。
何を作るか決まってない時は、ここで試してみると良いですよ。
生成した画像について
生成した画像が表示されているところに、色々なアイコンが表示されているので解説していきます。
スタミナ消費とその他
創作した画像の上の以下の部分をクリックすると以下のメニューが表示されます。
- この画像の状態が公開か非公開か
- 今回のこの2枚の画像を生成するのに使用されたスタミナ
- 今回のこの2枚の画像を生成するのに使用されたコイン
- タスクID
※毎日200スタミナがもらえますが、創作したりサービスを使うとスタミナが消費されます。利用するモードのバージョンやサービス毎に、必要なスタミナやコインが違うのでここで確認できます。
創作した画像を削除したい
翻訳切り替え
感嘆符! (情報表示)
感嘆符をクリックすると、プロンプトやネガティブプロンプト、シード値などの詳細を見る事ができます。この画面から、プロンプトやネガティブプロンプトを編集して、「創作」ボタンをクリックしても画像を生成する事ができます。
再度生成する
2つの丸矢印のボタンは、この同じパラメーターで再度画像を創作する時に使います。生成された画像は、先ほどと同じにはなりません。同じ画像を生成するには、シード値も同じにする必要があります。
創作した画像のダウンロード
SeaArtは、画像のダウンロードボタンや機能がありません。
創作したりアップスケールした画像は、画像の上でマウスを右クリックメニューから、PCに名前を付けて保存して下さい。
表示されない画像がある時
ランダム生成していたり、自作プロンプトで生成している時に、以下の様なピンクの画面になることがあります。生成した全ての画像だったり、4枚中1枚だけだったりと色々です。
これは、「NSFW」と言うもので、「NSFW」とは、Not safe for work の略語で、「職場で見るのは危険」という意味です。
アダルト・暴力・グロ画像など、公の場で閲覧に適さないと、みなされたものに適用されますが、実のところ明確な基準がわからないので「え!」これだめなの?みたいなこともあります。
「NSFW」を確実にさける方法は無いので、出たら残念ぐらいな対応でお願いします。
個別画像の見方
創作した画像にマウスを乗せると、以下のようなアイコンが表示されます。
①アップスケール ②創意アップスケール ③バリエーション
左側の画像をクリックしてみます。
①アップスケール:より精細な高解像度画像を生成し、効果はより安定しています。出力制限は4096×4096です。
②創意アップスケール:より精細な高解像度画像を生成し、よりクリエイティブな効果を生み出します。出力制限は2048×2048です。
③V バリエーション:この画像のディテールを再描画して再生成します。
④Generation Data:この画像の詳細です。
アップスケール
より精細な高解像度画像を生成し、効果はより安定しています。出力制限は4096×4096です。
個別画像のアップスケールボタンをクリックすると、以下の様な画面になります。
①アップスケーラーを選択する事ができます。
②スケーリング比率を調整できます。
③この画像を破棄できます。
提出ボタンをクリックするとアップスケールがはじまります。完了した画像は、プライベートチャンネルに表示されます。
アップスケールされた画像である事と今回のアップスケールで消費したスタミナを見る事ができます。
画像をクリックすると、詳細が見れます。
①出力制限は4096×4096なので、アップスケールはもう2回ほど行う事ができます。詳細の一番下に、現在の画像サイズが表示されており、元画像512×768から1024×1536になっている事がわかります。
②この画像から背景を削除する事ができます。※ただし、背景と輪郭があいまいな画像は、あまりきれいに消すことができません。背景が単色の場合の方がうまく削除できます。
左側メニューからのアップスケール
左側メニューのアップスケールをクリックします。
中央の「ファイルをここにドラッグするか、クリックしてアップロードする」ここに画像をアップロードする。
以下の画像は、SeeArtで作成したものでサイズは、512×974
提出ボタンをクリックすると、プライベートチャンネルに表示されます。
アップスケールされた画像をクリックします。
①画像を縮小拡大してみる事ができます。
②画像を最大化してみる事ができます。
③画像を左回転、右回転させてみる事ができます。
画像サイズは、512×974から1024×1536になっていました。
PCからアップロードした画像のアップスケールは、詳細画面が出ないので、連続してアップスケールする事ができません。(2023年8月21日時点)
創意アップスケール
創意アップスケール:より精細な高解像度画像を生成し、よりクリエイティブな効果を生み出します。出力制限は2048×2048です。
創意アップスケールは、ボタンをクリックするとすぐにアップスケールが始まります。
創意アップスケールが完了すると、プライベートチャンネルに表示されます。
創意アップスケールのスタミナ消費は4です。
創意アップスケールされた画像をクリックして見比べてみると、ちょっと顔の表情が元画像と違っていました。
左が元画像512×974、右が創意アップスケール後1024×1536
アップスケール後の背景の削除
この画像は、背景が白いので「背景を削除」してみました。
背景削除ボタンをクリックするとすぐに処理が始まります。
完了すると、プライベートチャンネルに表示されます。
背景が単色だったので、きれいに背景を削除できました。
V バリエーション Img2Img
V バリエーション:この画像のディテールを再描画して再生成します。
V バリエーションボタンをクリックすると、左側メニューのimage2imageの作業画面になっている事が確認できます。
通常の画像創作は、Txt2img=テキストから画像を創作する(Text to image)
img2img=画像から画像を創作する(image to image)と言う意味になりますが、実際は画像を元にテキストプロンプトでバリエーションを付けていく事になります。
ですので、この画像を作った時に用いたテキストのままで、創作を実行しても元画像とほとんど変わらない画像が生成されます。
今回は、テキストプロンプトに「やさしく微笑んでいる」の文字を追加して右の飛行機マーク(Enterキーでも可)をクリックします。
完了すると、プライベートチャンネルに表示されます。
ポーズはほとんど変わらずに、微笑んでいる画像になりました。
ノイズ除去強度
ノイズ除去強度は、数値が低いほどバリエーションの変化が少なく、数値が大きいほどバリエーションの変化も大きくなります。
ノイズ除去強度は、デフォルトで0.35に設定してありますが、変化をつけたい時は「0~1」で調整してみましょう。
試しに、テキストプロンプトは、変えずにノイズ除去強度を「1」にして右の飛行機マーク(Enterキーでも可)をクリックします。
ポーズや服装、顔の感じなどの部分で違いができました。
Intelligent Analysisを使う
Intelligent Analysisを利用すると、AIが自動的にその画像にあったプロンプトを考えてくれます。
Intelligent Analysisを利用すると、プロンプトを書き換えてさらにモデルの変更まで自動で行ってくれました。
このまま、右の飛行機マーク(Enterキーでも可)をクリックしてみます。
画像をクリックしてみますと、以下のように変化していました。
インペインティングの使い方
V バリエーションやimg2imgの編集画面では、インペインティングと言う部分編集が使えます。
①部分的に再描画を使って、人物の口の部分だけをペンで選択しました。
②部分的に再描画で選択された部分を、やり直したい時に使用します。
③再描画で選択した部分のみに加えたい変更について、プロンプトを入力します。
④右の飛行機マーク(Enterキーでも可)をクリックします。
完了すると、プライベートチャンネルに表示されます。
左が変更前、右が変更後の画像です。
Tattooや汚れ、キズ、指が多いなど、部分的に修正や変更を加えたい時に使用します。
プロンプトの使い方
Stable Diffusion(ステイブル・ディフュージョン)をベースに動作しているので、基本的にプロンプトのルールも同じです。
プロンプトは、創作ボタン→「プライベートチャンネル」の画面の最下部にあるテキスト欄に入力します。
プロンプトの基本
プロンプト(Prompt)は、基本的に単語を半角カンマ「, 」と半角スペースで区切って入力します。
日本語全角の場合はカンマ「、」だけでもOKです。
プロンプトの優先順位
複数のワードがある場合には、前にあるワードが優先順位が高くなります。
例文の場合、画質などが気になるなら「ベストクォリティ、」を先頭にすると良いでしょう。
強調したい時
優先順位だけでなく、さらに強く強調したいワードがある場合は、()で囲みます。
プロンプト例:花壇、赤いバラ、青いバラ、
(赤いバラ)の場合、1.1倍
((赤いバラ))の場合、1.1×1.1で1.21倍
(((赤いバラ)))の場合、1.1×1.1×1.1=1.33倍
このような強調構文には、以下のようなものもあります。
{赤いバラ}の場合、1.05倍
{{{赤いバラ}}}の場合、1.05×1.05×1.05=1.15倍
弱化したい時
[] で囲むと1.1倍の弱化
プロンプト例:赤いバラ、[青いバラ] の場合、赤いバラより、青いバラは1.1倍の弱化
ネガティブプロンプト
ネガティブプロンプト(Negative Prompt)とは、描画したくないものを除去する場合に使うものです。
一般的に、プロンプトとネガティブプロンプトは対にして入力するのですが、SeaArtではデフォルトで以下のようなネガティブプロンプトが入力されているので、初心者のうちはあまり触る事が無いかもしれません。
創作に関する基本設定
画像数
画像モード
画像サイズ
クリックすると、アスペクト比の一覧が表示されますので、好きなサイズを選ぶ事ができます。
また、カスタマイズを選んで64 ~ 1024 の範囲でサイズを決める事もできます。
顔面修復
人間を生成する時や顔がアップになる時などに有効らしいです。オンにしてもあまり変わらないので、私はオフにしています。
パラメーター
パラメーターには、キュー、モード、作品の権限の3つがあります。
キュー
画像の生成処理速度の設定です。キューには、通常キューと高速キュー、無限キューがあります。
一般ユーザーは、通常キューと無限キューの2つがメニューにありますが、選択できるのは通常キューだけです。
VIPユーザーは、デフォルトでは高速キューになっています。
無限キューにすると創作速度は遅くなりますが、スタミナやコインが消費されません。(無限キューは、SeaArt2.0および、2.1モードには対応していません。)
モード
初期設定は、デフォルトになっています。
2023/8/22時点で、SeaArt2.0と2.1はVIPサービスに含まれています。
SeaArt2.0:高品質の出力を得られます。VIPで使用でき、一般ユーザーは、最大10回まで試用できます。
SeaArt2.1:2.0に比べ、プロンプトの意味理解がより優れ、高品質な出力画像が得られます。VIPで使用でき、一般ユーザーは、最大10回まで試用できます。
オート:画像創作時に、適切なパラメーターを自動的に調整してくれます。
SDXL1.0:光影と質感を強化し、芸術性と創造性を高めることができます。
モード:デフォルト モデル:GrandMix
モード:SeaArt2.0 モデル:GrandMix
モード:SeaArt2.1 モデル:GrandMix
モード:オート モデル:自動選択
モード:SDXL1.0 モデル:—-
作品の権限
公開と非公開のみ選択できますが、非公開にするにはVIPを購入するか、タスクを完了する方法しかありません。
モデル設定
モデルとは、学習データから画像の特徴やパターンを学習し、新しい画像を生成する能力を持ちます。モデルを使用する事で、アニメやフォトリアルなど特定のスタイルの画像を生成することができます。
※モードをオートとSDXL1.0にすると、モデルは選択できません。
モデル
モデルを選ぶには、プライベートチャンネルの右側メニュー「モデル設定」⇒モデルをクリックすると、おすすめのモデルの一番下に「もっと選ぶ」があるのでクリックしましょう。
モデル一覧のページに移動します。「最近使用したもの」「お気に入り」「自分のモデル」「より多くの画像」と言うタブがあるので、「より多くの画像」タブをクリックします。
①このモデルの詳細がみれるページへ移動します。
②このモデルの他のバージョンを選択できます。
※画像の中央あたりをクリックすると、そのモデルが選択されてプライベートチャンネルの右側メニューに入ります。
モデルの詳細画面では、ユーザー情報や更新日、創作回数、バージョンなど詳細な情報を見る事ができます。
①このモデルのその他のバージョンです。クリックするとそれぞれの情報が表示されます。
②このモデルの内容の一部を見る事ができます。
③現在表示されているバージョンでモデルが選択され、プライベートチャンネルの右側メニューに入ります。
モデルを選ぶ方法
これ以外にもモデルを選ぶ方法は、いくつかあるので紹介します。
Checkpointとおすすめのモデル
HOME画面から「Checkpoint(チェックポイント)」又は「おすすめのモデル」をクリックします。
このチェックポイントとおすすめのモデルをクリックすると、どちらも同じページに移動します。
https://www.seaart.ai/explore ここは、モデルの一覧をカテゴリー別に閲覧できます。また、気に入った画像をクリックするとモデルの詳細ページに移動します。
モデルランキング
HOME画面から「人気モデル」をクリックします。
SeaArt.AI 人気ランキングと言うページが表示されるので、中央のモデルランキングボタンをおしますと以下の画面になります。
この中からモデルを選ぶと、モデルの詳細ページに移動します。
LoRA
画像生成AIにおけるLoRAとは、Low-Rank Adaptationの略で、画像生成AIを活用して、独自の画像データを学習させることができる技術です。
モデルに、LoRA(小規模学習モデル)を組み合わせて使う事で、モデルに追加で学習させることができ、オリジナルの画像生成モデルを作成することができます。
LoRAは、プライベートチャンネルの右側メニューにある「モデル設定」のLoRA ⊕ をクリックします。
LoRAの一覧画面に移動しますので、より多くの画像タブをクリックします。
このLoRAで決定なら画像の中央をクリックすると、プライベートチャンネルへ移動します。
また、マウスオーバーすると、詳細ボタンが出るのでクリックすると、LoRAの詳細ページに移動します。創作ボタンをクリックすると、プライベートチャンネルへ移動します。
※この詳細画面のLoRAから創作すると、この画像を生成した時のプロンプトも一緒にプライベートチャンネルへ移動します。
追記事項:LoRAは3つまで同時に追加できますが、それぞれのバーを動かしてWeight調整します。つまり、モデル1に対して、3つのLoRAが与える影響を数値で調整します。
このように、モデルとLoRAを組み合わせることで、オリジナルの画像生成モデルを作成することができます。
AIスタジオ
SeaArtで現在最新と言えるものが、このAIスタジオです。(2023/8/24最新)
作品を作るには、HOME画面の「スタジオ」から入ります。
利用可能な「スタイル」とおすすめ作品が一覧で表示されています。この中から、作りたいものを選んでクリックします。
今回は「油絵」を選んでみました。油絵スタイルで生成された関連コンテンツが、したに表示されていますが、今回はこの風景のプロンプトで作成してみようと思います。
青い、「同じスタイルで作成」ボタンをクリックします。
プライベートチャンネルへ移動しますが、創作タブではなく「スタジオ」タブへ情報がコピーされている事を確認してください。このままEnterキーを押します。
以下の様な画像を生成してくれました。スタミナは2枚で32消費しました。
左側の1枚をクリックすると詳細が表示されます。アップスケールができるようなので、くりっくしてみます。
アップスケールの設定画面が表示され、提出ボタンをクリックするとアップスケールされたものがプライベートチャンネルへ表示されます。
プライベートチャンネルから、スタジオを使ってみます。
比較するために、創作で2枚生成してみました。スタミナは2枚で8消費しました。
スタジオで、同じプロンプトで作成してみました。スタミナは2枚で32消費しました。
左側の1枚をクリックして詳細が表示しました。
AIスタジオの使い方は、こんな感じですね。
スタジオの表示が、買いのところに出るという事は、パラメーターのSeaArt2.0とかと同じ扱いなのかな?と、思いますが、スタミナ消費が大きいのが不思議です。
AI広場の使い方
HOME画面上に「AI広場」と言うボタンがあるのでクリックしましょう。
AI広場は、ユーザーの皆さんが作った画像が公開されているところです。
カテゴリータブの動物をクリックして見ます。
気に入った画像にマウスオーバーすると、以下の様な表示がでます。
そのまま画像をクリックしてみましょう。この作品の情報が表示されます。
・ユーザー名やフォロー状況など 。この画像のプロンプト ・プロンプトを翻訳
歯車アイコン横の情報!をクリックするとさらに詳細情報を見る事ができます。
これらの画面にある「創作」ボタンを押すと、この画像のプロンプトを基に画像を生成する事ができます。
他のユーザーさんのプロンプトを改変して生成する
創作ボタンを押してみると、プライベートチャンネルに、この画像生成に必要な情報が全て入力されていますので、飛行機アイコン又はEnterを押します。
全く同じ画像を生成する事はできませんが、同じバリエーションの画像を生成できました。
次に、同じ設定のまま猫を犬で生成してみたいと思います。
画像右側のリロールボタンを押すと、プロンプトや情報が恋p-されますので、プロンプトの猫の部分を「犬、(チワワ)」に変更して、飛行機アイコン又はEnterを押します。
ちゃんと、チワワの画像が出来上がりました。
このように、全てをゼロから作らなくても、他のユーザーさんのプロンプトや設定を拝借して違う画像を作る事ができます。
高級設定
高級設定は、右側メニューの基本設定の下にあります。
SeaArtでは、難しい設定はデフォルトで設定されていて、さわる必要がありません。
いじらなくても「画像生成はできる」と言うことなので、各項目については簡単に説明させて頂きます。
一番上にネガティブプロンプトがあり、ここで編集した内容が生成する画像に反映されます。
SeaArtでは、デフォルトでネガティブプロンプトが入力されているので、初心者のうちはあまり触る必要は無いと思います。※ネガティブプロンプトについては、先に説明しましたので割愛します。
VAE
生成される画像の色表現を調整できます。クリックすると7つ選択できるようになります。
サンプリング法
SeaArtでは、17種類のサンプリング方法(画像生成に使用するアルゴリズム)を選ぶ事ができますが、デフォルトでは「Euler a」が選択されています。
次に、DPM++ SDE Karras、DPM++ 2M Karras、DDIMなどが人気があるそうです。
・サンプリングとは何か?詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
Stable Diffusion Samplers: A Comprehensive Guide
・17種類のサンプラーについて、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
Choosing a Sampler for Stable Diffusion
サンプリングステップ
画像生成(ノイズ除去)を繰り返す回数。デフォルトでは、20が設定されています。
回数が多いほど必要な時間が長くなり、回数が少ないと悪い結果が生じる場合があります。
CFGスケール
CFG(Classifier Free Guidance)スケールとは、入力したプロンプトと生成される画像の一致度のこと。低い数値はより創造的な結果を生み出します。3~15を推奨。
シード
「Seed値」は、コンピュータがランダムな数字を作るときのスタート地点のようなものです。コンピュータが作る「ランダムな数字」は、本当は計算で出てきた数字なので、本当の意味でのランダムではありません。
プロンプト、ネガティブプロンプト、使用モデル、生成する画像の大きさ、
Seed値まで同じにしてやれば、同じ結果が得られるという事です。
この-1の数値を、同じ画像を作りたい時に、その画像のシード値を入力すると同じ結果が得られやすくなります。
Clip Skip
プロンプトの影響を軽減します。値が高いほど、画像とプロンプトの差が大きくなります。デフォルトは、1です。(推奨値:2)
高級設定のまとめ
SeaArtは、Stable Diffusion(ステイブル・ディフュージョン)とほぼ同等の機能が使える代わりに、様々な設定や機能が存在します。
高機能であればあるほど、初心者の方には敷居が高くなるばかりで、使いこなせない人が多くなるのが一般的で、Adobe Photoshopなどが良い例かと思います。
SeaArtは、そんなめんどくさいことはデフォルトで省略できるようになっています。
つまり、初心者のうちは「高級設定」は、さわる必要はありません。
よほど、表示したくないものがあって、ネガティブプロンプトをいじる事があるか、同じ画像を作りたくてシード値を変える時ぐらいでしょうか。
後の数値は、触った方が悪い結果になる事の方が多いですので、いじる時は自己責任でお願いします。
著作権について大事なこと
まずは、創作した画像の著作権についてSeaArt.AI側の規約がどうなっているのか、よくある質問と利用規約の2つから確認してみたいと思います。
創作した画像の著作権と商用利用について
SeaArt.AIの利用規約のバージョン発効日: 2023 年 7 月 17 日から
お客様は、お客様がアップロード、投稿、公開、表示、入力、またはその他の方法で当社のサービス上またはサービスを通じて利用可能にしたコンテンツ (テキストおよび画像プロンプトを含む) に対するすべての権利、所有権、および利益を所有していることを表明および保証します。そうする権利。コンテンツはコンテンツ ポリシーに準拠する必要があることに注意する必要があります。 SeaArt.AIの利用規約から抜粋しました。(2023/08/23現在)
さらに、ちょっと長くなりますがとても大事な事が書いてあるので、全文引用します。
6. 知的財産およびコンテンツのライセンス
6.1 お客様は、当社のサービスを使用する際にアップロードおよび/または公開するコンテンツ (モデル、画像、テキスト、その他の形式を含むがこれらに限定されない) がお客様のオリジナルの創作物であるか、法的に認可されているもの (サブライセンスを含む) であることを認め、これに同意します。第三者の知的財産権を侵害するものではありません。あなたがアップロードおよび/または公開するコンテンツの知的財産権は、あなたまたは元の著作権所有者に帰属します。
6.2 当社は、本サービスおよびそのサービスに組み込まれたすべての要素(データ、テクノロジー、ソフトウェア、コード、UI、商標、ロゴ、およびその派生作品を含みますがこれらに限定されません)の所有権(知的財産権を含む)を保持します。
6.3 サードパーティ ソフトウェアの所有者は、オンライン サービスを提供するために使用されるソフトウェア (画像、写真、アニメーション、ビデオ、録音、音楽、テキスト、および付属資料を含みますがこれらに限定されません) に対するすべての権利を保持するものとします。
6.4 コンテンツを公開に設定すると、他のユーザーがコンテンツを閲覧できるようになります。したがって、お客様は、当社、当社の関連会社、および各ユーザーに対し、お客様のコンテンツおよび派生的著作物を使用、保存、配布、派生作品の作成、およびコンテンツおよび派生作品の公の表示を行うための、全世界的、永久的、非独占的、ロイヤルティフリーのサブライセンス可能なライセンスを付与することに同意するものとします。当社のサービスを通じて、あらゆるデバイス、プラットフォーム、インターネット上の現在または将来のメディアで形成されます。
お客様がコンテンツを非公開に設定した場合、当社はコンテンツの機密性を保ち、不正なアクセスや開示を防ぐために合理的かつ適切な措置を講じます。
上記のライセンスは、理由の如何を問わず、当事者による本契約の終了後も存続します。
6.5 当社サービスからファイルまたは画像をダウンロードする場合、または他のユーザーが生成したコンテンツをコピーする場合、または前述のコンテンツから派生コンテンツ(「ユーザー生成コンテンツ」または「UGC 」といいます)を作成する場合、お客様は、コンテンツを継承しないことを理解し、同意するものとします。オリジナルのコンテンツ作成者からの権利。
UGC を使用する場合は、次の事項を遵守するものとします。
個人的、非商業的使用:コンテンツ 作成者によって付与された、または本TOS によって許可された特定の権利を除き、UGCを 個人的、非商業的目的で使用することができます。
フェアユース:コンテンツを「SeaArt」に帰属させることを条件 として、著作権法 で定義されているフェアユースに従ってUGC を使用することができます。AI」を適切な文脈で使用します。
リスクと保証: UGCを使用するリスクはお客様が負うものとします。お客様は、 UGCに侵害がない ことを保証できないことを理解し、了承するものとします。お客様によるUGCの使用により当社に 侵害損失が 生じた場合、お客様はその補償の責任を負います。
上記の条件は、コンテンツ作成者によって提供される特定のライセンス条件に加えて適用され、かかるライセンス条件によって付与される権利を制限することを意図したものではありません。さらに、コンテンツに合理的かつ慣習的なライセンス通知 (オープンソース ライセンスなど) が含まれている場合、コンテンツへのアクセス、配布、または使用を行う際には、コンテンツには引き続きそれらのライセンス条項が適用されます。
6.6 お客様は、当社のサービスにおけるお客様の正当な権利と利益をタイムリーかつ効果的に保護するために、当社の名において、独立して、または専門的な第三者組織を通じて法的措置を講じる権利を特に当社に付与することを認め、これに同意するものとします。 、お客様の法的権利 (著作権および商標権を含むがこれらに限定されない) および当社の利益の潜在的な侵害を防ぐため。このような許可された法的措置には、侵害の監視、警告書の送付、行政苦情の申し立て、公安当局への報告、法的手続きの開始、仲裁、調停、和解の申請などが含まれますが、これらに限定されません。 SeaArt.AIの利用規約から引用しました。(2023/08/23現在)
SeaArtで生成されたコンテンツの知的財産権は、あなたに帰属します。公式は自分や他人の作品を商業目的で使用することを禁止していませんが、他人の作品を商業目的で使用する際には相手から許可を得ることに注意してください。また、公式は商業目的で生じるリスクについて責任を負いませんので、関連するリスクと責任は自己負担していただく必要があります。
https://www.seaart.ai/mall にある、良くある質問から抜粋しました。(2023/08/23現在)
「ユーザー生成コンテンツ(UGC)使用により当社に侵害損失が 生じた場合は、お客様はその補償の責任を負います。」つまり、規制はしてないけど、当社に迷惑がかかった場合は、責任取ってもらいますよ。ってことですね。
SeaArt公式では、商用利用は禁止していないと公言していますが、商用利用で生じるリスクについては、自己責任ですよ。と言っています。
SeaArt.AIで、利用できるモデルやLoRAには、それぞれ個別にライセンスが存在します。
モデルのライセンス
例えば、人気モデルの「majicMIX realistic 麦橘写实」は、civitaiで配布されています。
では、「majicMIX realistic 麦橘写实」モデル詳細ページからcivitaiのリンクをクリックすると、civitaiの「majicMIX realistic 麦橘写实」詳細ページに移動します。そのページには、モデルの著作権が記載されています。
- ○:作成者のクレジットを表示せずにモデルを使用する
- ○:自分たちが生成した画像を販売する
- ○:お金を払って画像を生成するサービスを実行する
- ○:このモデルを使用してマージを共有する
- ×:このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合します
- ○:マージを共有するときに異なる権限を与える
「majicMIX realistic 麦橘写实」モデルは、商用利用がOKのようです。
現在の人気モデル1位の「ReV Animated」モデル
- ×:作成者のクレジットを表示せずにモデルを使用する
- ○:自分たちが生成した画像を販売する
- ×:お金を払って画像を生成するサービスを実行する
- ○:このモデルを使用してマージを共有する
- ×:このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合します
- ×:マージを共有するときに異なる権限を与える
「ReV Animated」モデルは、作成者のクレジットを表示すれば商用利用がOKです。
では、LoRAも見てみましょう。
LoRAのライセンス
当然ですが、LoRAにもライセンスがあります。
【Character / Art Style】Fashion Girlのライセンスを見てみましょう。civitaiで配布されています。
civitaiのサイトに移動して見ます。
【Character / Art Style】Fashion Girlにより、ユーザーは次のことが可能になります。
○:作成者のクレジットを表示せずにモデルを使用する
○:自分たちが生成した画像を販売する
○:お金を払って画像を生成するサービスを実行する
○:このモデルを使用してマージを共有する
×:このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合します
○:マージを共有するときに異なる権限を与える
「【Character / Art Style】Fashion Girl」LoRAは、商用利用がOKのようです。
blindbox/大概是盲盒
- ×:作成者のクレジットを表示せずにモデルを使用する
- ×:自分たちが生成した画像を販売する
- ×:お金を払って画像を生成するサービスを実行する
- ○:このモデルを使用してマージを共有する
- ×:このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合します
- ×:マージを共有するときに異なる権限を与える
「blindbox/大概是盲盒」LoRAは、商用利用がNGです。
自作のLoRA
実は、全ユーザーは、自身の作品、モデル、またはLoRAに有料設定が可能です。
SeaArtの良くある質問に以下の様な文章があります。
男士大师摄影
このLoRAのライセンスは、全部NGなので利用には注意しましょう。
- ×:ダウンロード
- ×:商用目的で利用可能
- ×:モデルの統合
このような、ライセンスは他にもいっぱいあるので利用する前に、詳細は確認しておいた方が良いですね。
創作した画像の著作権と商用利用についてのまとめ
SeaArt公式では、商用利用は禁止していないと公言していますが、商用利用で生じるリスクについては、自己責任ですよ。と言っていますので、商用利用したい方は、モデルやLoRAなどの個別のライセンスなどにも気を付けて利用しましょう。
また、商用、非商用にかかわらず、ユーザーがアップロードした何かによってSeaArtに迷惑がかかった場合は、ユーザーが補償の責任を負うことになります。
例えばですが、ドラゴンボールにそっくりのキャラクターが生成できるLoRAや特定の俳優や有名人そっくりに生成できるモデルが存在したら、これは著作権や肖像権の侵害になることは誰でも理解できるはずです。
しかし、個人が作って遊ぶ範囲なら・・と言う事と、AIが作った画像について明確な法律が現時点で無いことから、今現在では問題が起こる事はほぼありませんが、将来的にはAIを取り締まる法律ができる可能性は十分にあります。
もし、ご自身のPCにStable Diffusionを構築する環境が無く、SeaArt.AIを利用して自由に画像を作って楽しみたいと言うことなら、是非作品を非公開にすることをおすすめします。
なぜなら、「6.4 コンテンツを公開に設定すると、他のユーザーがコンテンツを閲覧できるようになります。したがって、お客様は、当社、当社の関連会社、および各ユーザーに対し、お客様のコンテンツおよび派生的著作物を使用、保存、配布、派生作品の作成、およびコンテンツおよび派生作品の公の表示を行うための、全世界的、永久的、非独占的、ロイヤルティフリーのサブライセンス可能なライセンスを付与することに同意するものとします。当社のサービスを通じて、あらゆるデバイス、プラットフォーム、インターネット上の現在または将来のメディアで形成されます。」
SeaArt上で作成したものは、公開された時点でロイヤリティフリーの作品になります。
非公開にすることで、「お客様がコンテンツを非公開に設定した場合、当社はコンテンツの機密性を保ち、不正なアクセスや開示を防ぐために合理的かつ適切な措置を講じます。上記のライセンスは、理由の如何を問わず、当事者による本契約の終了後も存続します。」
つまり、商用、非商用かかわらず、なんらかの利権にかかわるような画像を生成したいなら、VIP又はタスク達成により、非公開の権利を手に入れ行使しましょう。と言うことなんでしょうね。
Stable Diffusionのライセンスは、CreativeML Open RAIL-M licenseというもので、Stable Diffusionを使って作成したモデルは、ライセンスを明記することで営利・非営利問わずに使用可能です。
生成した画像などについては、作成者自身が権利を持ちますが、ただし、法律に違反するものや人に危害を与えるもの、誤った情報を広めるものなどでの利用は禁止されています。
Stable Diffusionで利用できる、モデルやLoRAについても同じライセンスが適用されています。
SeaArt.AIの使い方 最新版のまとめ
多くのブロガーやYoutuberが「SeaArt.AIは神ツール」と言っている意味を理解していただけたかな?って思いますが、いかがでしたか?
Stable Diffusionのメリットは、課金を気にせず生成し放題で、自分の意思で公開しない限り、非公開にできることです。
しかし、Stable Diffusionをインストールするのも大変で、モデルやLoRA、生成した画像全てが、自分のPCの容量を圧迫していきます。
つまり、インストールしないでStable Diffusionの機能が使えるなら、まさに神ってことなんです。しかも、インターフェイスは、SeaArtの方が使いやすいぐらいです。
SeaArtのデメリットは意図せず「NSFW」画像ができてしまうことと、ビジネス利用するなら、非公開にした方が良いってことぐらいでしょうか?
SeaArtの機能には、今回説明していないものが沢山あります。
今回は、一通り画像が生成できるようになるだけの解説をしましたので、以下の課題については追加したら以下のリンクを更新するようにしたいと思います。
- コントロールネット
- ツール
- AI補完
- 画像情報
- プレビュー
- プロンプト提示
- クイックAI
- モデル&トレーニング
- AIチャット
- +ボタン
- モデルをアップロード
- アルバム作成
- 動画作成
SeaArt.AIは、どんどん進化するのでこのページも常に更新していきますので、よろしくお願いします。