SeaArt.AIでは、2023/8/23~8/29まで7日間サイインと言うイベントが実施されています。サインイン3日目と7日目に「1日VIP」が体験できます。私は、本日この「1日VIP」が体験できるので、VIP体験のついでにLeonardo.AiとSeaArt.AIを比較検証してみようと思います。
SeaArt.AIでは、このようなイベントを良くやっているので、無課金でもかなり楽しめますよ。
DreamShaperとは
DreamShaperは、civitaiで公開されているLykon作のStable DiffusionベースのAIで使えるカスタムモデルです。civitai DreamShaper
civitaiでは、すでにv8まで公開されています。
その中でも、DreamShaper7は、Leonardo.AiとSeaArt.AIのどちらにもあるので、色々作って比較してみようと思います。
Leonardo.AiのDreamShaper
Leonardo.AiのDreamShaperは、これまで3.2、v5、v6、v7の4つがリリースされており汎用性があり大変使いやすい人気のあるモデルです。
Leonardo.Aiで使えるDreamShaperは、v7が最新です。
SeaArt.AIのDreamShaper
SeaArt.AIのDreamShaperは、これまで7のバージョンがLykon氏によりアップロードされています。SeaArt.AIで、使えるDreamShaperは、v8が最新です。
DreamShaperのライセンス
Stable Diffusionのライセンスは、CreativeML Open RAIL-M licenseというもので、Stable Diffusionを使って作成したモデルは、ライセンスを明記することで営利・非営利問わずに使用可能です。
生成した画像などについては、作成者自身が権利を持ちますが、ただし、法律に違反するものや人に危害を与えるもの、誤った情報を広めるものなどでの利用は禁止されています。
Stable Diffusionで利用できる、モデルやLoRAについても同じライセンスが適用されています。
「DreamShaper」モデルにより、ユーザーは次のことが可能になります。
- ○:作成者のクレジットを表示せずにモデルを使用する
- ○:自分たちが生成した画像を販売する
- ○:お金を払って画像を生成するサービスを実行する
- ○:このモデルを使用してマージを共有する
- ×:このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合します
- ○:マージを共有するときに異なる権限を与える
「DreamShaper」モデルは、商用利用がOKです。
検証に使用するプロンプト
条件を近いものにしたいので、PromptとNegative Promptは同じものを使用しました。
Leonardo.Aiで18歳の美少女を作ってみる
Leonardo.Aiで使用する設定は以下の様しました。
画像サイズ:640×832 ベースモデル:DreamShaper v7
- DreamShaper v7
- DreamShaper v7+Prompt Magic V2
- DreamShaper v7+Alchemy
- DreamShaper v7+Alchemy+Prompt Magic V2
- DreamShaper v7+Alchemy+Prompt Magic V3
DreamShaper v7 only
まずは、高級設定は使わないでプロンプトの表現力だけで生成してみました。18才と指定したのですが、ちょっと幼い感じ?
+Prompt Magic V2
DreamShaper v7に、Prompt Magic V2だけを追加して見ました。
DreamShaper v7+Alchemy
DreamShaper v7に、+Alchemyだけを追加して生成しました。
+Alchemy+Prompt Magic V2
DreamShaper v7に、+Alchemy+Prompt Magic V2を追加して生成しました。
+Alchemy+Prompt Magic V3
DreamShaper v7に、+Alchemy+Prompt Magic V3を追加して生成しました。
SeaArt.AIで18歳の美少女を作ってみる検証
SeaArt.AIで使用する設定
画像サイズ:640×832 ベースモデル:DreamShaper v7
- DreamShaper 7+デフォルト
- DreamShaper 7+SeaArt2.0
- DreamShaper 7+SeaArt2.1
DreamShaper 7+デフォルト
DreamShaper v7にパラメーターをデフォルトで生成しました。
DreamShaper 7+SeaArt2.0
DreamShaper 7にパラメーターをSeaArt2.0で生成しました。
DreamShaper 7+SeaArt2.1
DreamShaper 7にパラメーターをSeaArt2.1で生成しました。
Leonardo.AiとSeaArt.AI比較検証①のまとめ
SeaArt.AIは、2023/07/24のアップデートでSeaArt2.0とSeaArt2.1、SeaArtスタジオがVIP用になりました。
今回は、このSeaArt2.0とSeaArt2.1とデフォルトの3つで比較をしてみたのですが、パラメーターを換えたぐらいでは、「あまり違いがわからない」と言うのが正直な感想です。
左から、SeaArt2.0、SeaArt2.1、デフォルト、(クリックで640×832)
どれも、きれいですしアジア系ハーフっぽい感じで、とてもかわいい美少女ができました。
SeaArtは、モデルをcivitaiからアップロードしているので、膨大な数のモデルがあります。さらに、1つのモデルに3つまでLoRAを組み合わせて利用できるためオリジナリティの高い画像を生成する事ができる事が特徴です。
今回の検証では、VIPサービスにしなくても、そんなに困らないと言う印象をうけましたが、沢山生成したい人やビジネスで利用したい方は、VIPにした方がいと思います。
Leonardo.Aiは、Alchemyを使用する物は、すべて有料ㇷ゚ランなのでAlchemyと組み合わせて使えるものが多くて、今回比較するのが難しかったです。
無料で使える範囲が、全てのモデルとPrompt Magic V2まで。
左が、DreamShaper v7 only、右がPrompt Magic V2 (クリックで640×832)
Alchemy以上から、有料プランになります。
左から、+Alchemy、+Alchemy+Prompt Magic V2、+Alchemy+Prompt Magic V3(クリックで640×832)
実は、最新で追加されたもので「PhotoReal」と言う機能があるのですが、「PhotoReal」はモデルやネガティブプロンプトを使用しないため、比較から外しました。
Leonardo.Aiについては、無料プランでもそこそこの画像生成が楽しめます。
ただし、Alchemy、Prompt Magic V3、PhotoRealなどをフリートライアル中に体験してしまうと、多少の物足りなさを感じるかもしれません。
完全無課金、非ビジネスで楽しみたいだけなら、SeaArt.AIがおすすめです。モデルとLoRAの組み合わせは無限大なので、無課金でも超楽しめると思います。
生成された画像については、好みが出るところだと思います。
どちらも、中々にかわいい美少女が生成できます。